バローHD/食鮮館タイヨーと公正屋で生え抜き社長を抜擢
2019年02月08日 16:20 / 経営
バローホールディングスは2月7日、事業会社である食鮮館タイヨーと公正屋の代表取締役の異動を発表した。
これまで、バローグループ入りに伴う経営管理手法の統合を目的に、バローから社長を派遣していたが、グループ化が一段落したため、事業会社の出身者に社長を任せ、各事業会社の強みをさらに発揮させるという。
食鮮館タイヨーは2月16日付で、望月清人執行役員事業部長が代表取締役社長に就任する。
バローホールディングス、バロー、食鮮館タイヨーの社長を兼務していた田代正美代表取締役社長は、退任する。
食鮮館タイヨーは静岡県内で食品スーパー15店を展開。2007年2月にバローグループの100%子会社となった。2017年3月期の売上高は約150億円だった。
近隣の漁港をフルに活用し、毎日鮮度抜群の魚を届ける生鮮食品の鮮度や、できたての惣菜を提供するデリカ部門が特徴となっている。
■望月清人(もちづききよと)氏の略歴
1959年12月:生まれ(59歳)
2006年2月:食鮮館タイヨー入社
2015年10月:執行役員就任
2017年7月:事業部長就任(現任)
2019年2月:代表取締役社長就任(予定)
■食鮮館タイヨー
http://www.syokusenkan-taiyo.co.jp/index.html
公正屋は2月16日付で、杉本仁司営業本部長が代表取締役社長に就任する。バロー出身の設楽正美代表取締役社長は退任する。
公正屋は山梨県内で5店舗の食品スーパーを展開。2016年8月にバローグループの100%子会社となった。2017年度の売上実績は70億3000万円だった。
超鮮度の製造小売スーパーマーケットをテーマにした店舗が特徴となっている。
■杉本仁司(すぎもとまさし)氏の略歴
1974年7月:生まれ(44歳)
1995年8月:公正屋入社
2017年4月:営業部長兼商品部長就任
2018年1月:営業本部長就任(現任)
2019年2月:代表取締役社長就任(予定)
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。