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セブンイレブン/FC加盟店でも24時間営業見直しの実証実験

2019年03月06日 17:35 / 経営

セブン-イレブン・ジャパンは3月5日、24時間営業の見直しに向けた実証実験の対象店舗をフランチャイズ(FC)加盟店に拡大する方針を明らかにした。

<セブン-イレブン>
セブン-イレブン

同社によると、「3月4日の営業時間に関する実証実験の正式発表後、各方面から大きな反響があり、実証実験を、より実態にあわせて行うため、対象店舗をFC加盟店にも拡大する。対象店舗を拡大することで、より正確なデータをとっていく」という。

具体的な店舗の選定基準、参加店舗数、実験時期などは未定となっている。

加盟店からの実証実験参加への要望については、「具体的な要望を把握していないが、FC加盟店に現場で対応するフィールド・カウンセラー(店舗経営相談員)に対して、そういった声が上がっているようだ。ただ、今回の決定はあくまで本部の判断であり、加盟店の要望を受けたものではない。コンビニ加盟店ユニオンが、実証実験店舗をFC店に拡大する要望を出しているが、当社とオーナーは労使関係にないため、要望を受ける立場にない」とコメントした。

実証実験の対象店舗をフランチャイズ加盟店に拡大したことに伴い、当初、3月中旬以降に直営店10店で実施する予定だった、直営店での営業時間短縮実験も開始時期を未定とした。

当初の予定では、3月中旬から順次、宮城、栃木、千葉、東京、愛知、兵庫、福岡、熊本の8都県の直営店10店で、営業時間を午前7時~午後11時とする実験を開始する予定だった。

実証実験の開始時期については、「当初、直営店10店という枠組みを想定していたが、FC店舗も加わることになり、労働時間に関する契約など、調整する事項が増えているため、現時点では、開始時期を未定とした」という。

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