流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ローソン/FC加盟店オーナーの事情を考慮、40店が「24時間営業」短縮

2019年03月08日 17:00 / 経営

ローソンはこのほど、24時間営業が基本となっているコンビニエンスストアの営業時間について、フランチャイズ加盟店の事情に応じて柔軟な対応をとっていることを明らかにした。

<ローソン>
ローソン

現在、エリアFCを含む全国40店以上のフランチャイズ加盟店が、オーナーの意向で24時間営業を取りやめている。

また、駅構内やオフィスビル内など出店する施設そのものが24時間開放されていない店舗を中心に、全国の約500店が24時間営業を実施していない。

ローソンは1975年、大阪府豊中市に「桜塚店」をオープンして創業し、1977年から24時間営業を開始した。

創業当初は営業時間が24時間ではなかったため、契約内容によっては24時間営業でない店舗も存在している。

フランチャイズ契約の基本は24時間営業を前提としているが、24時間営業を前提としない契約パッケージも存在している。

また、24時間営業を前提としたフランチャイズ契約であっても、オーナー本人や家族の体調不良により、24時間営業を行う事が難しくなったケースなど、個店の事情に合わせて、営業時間の短縮や休業日の設定などをしているという。

2018年11月現在のローソン単独(エリアFCを除く)の総店舗数は1万3667店で、うち1万3354店がフランチャイズ店となっている。直営店はローソン289店、ナチュラルローソン24店となっている。

24時間営業店舗は全体の約96%となっている。

今後の対応については、「従来も加盟店の要望に対して個別に対応しており、今後も個別に対応する」という。

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧