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日本版顧客満足度指数/飲食店は「リンガーハット」が1位に

2019年07月02日 16:10 / 経営

日本生産性本部サービス産業生産性協議会は6月25日、2019年度JCSI第1回調査結果を発表し、飲食では、リンガーハットが1位になった。

<顧客満足度スコアの推移>
顧客満足度スコアの推移
出典:JCSI日本版顧客満足度指数第1回調査詳細資料(以下同じ)

飲食業種は、2017年度から2018年度にスコアが低下したが、2019年度は上昇した。

1位リンガーハット(スコア78.4)、2位はサイゼリヤとスシローがスコア77.9の同率でランクインした。4位は丸亀製麺(76.9)、5位は木曽路(76.1)だった。

リンガーハットとサイゼリヤは、2017年度から2018年度にかけてスコアが低下したが、2019年度は上昇した。スシローは、2017年度から2019年度にかけてスコアが上昇した。

顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤルティの6つの指標を調査したところ、リンガーハットは顧客満足で1位だった。

顧客期待と推奨意向では、木曽路が1位となった。知覚品質はモスバーガー、知覚価値はサイゼリヤ、ロイヤルティはスシローがそれぞれ1位となった。

<6指標の順位表>
6指標の順位表

6回に分け36業種、約400の企業・ブランドの調査を行うもので、第1回は、コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、飲食、カフェ、証券の6業種の顧客満足度を発表した。

調査は、レストランチェーンとして、かっぱ寿司、ガスト、木曽路、くら寿司、ココス、サイゼリヤ、ジョイフル、スシロー、デニーズ、はま寿司、バーミヤン、びっくりドンキー、ロイヤルホストの13企業・ブランドを対象にした。

また、丼・麺・カレーを含むファストフード店として、餃子の王将、ケンタッキーフライドチキン、幸楽苑、CoCo壱番屋、すき家、マクドナルド、松屋、丸亀製麺、モスバーガー、吉野家、リンガーハットの11企業・ブランドも調査対象とした。

4月3日~29日、1カ月以内に2回以上、会計を伴う利用をする人にインターネット調査を実施した。6業種全体で、2万2857人が回答した。

<飲食 レストラン13企業ブランド>
飲食 レストラン13企業ブランド

サブカテゴリーのレストラン13企業・ブランドで6指標を見ると、顧客期待、知覚品質、推奨意向は木曽路が1位だった。

知覚価値はサイゼリヤが1位で、顧客満足はサイゼリヤとスシローが同率で1位、ロイヤルティはスシローが1位となった。

<飲食 ファストフード店(丼・麺・カレーを含む)11企業・ブランド>
飲食 ファストフード店(丼・麺・カレーを含む)11企業・ブランド

サブカテゴリーのファーストフード店11企業・ブランドで6指標を見ると、顧客期待、知覚品質、推奨意向はモスバーガーが1位だった。

知覚価値、顧客満足はリンガーハットが1位、ロイヤルティは丸亀製麺が1位となった。

■2019年度JCSI第1回調査結果発表
https://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001562.html

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