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神戸牛の吉祥グループ/「Shopらん」導入でタスク実行率2倍に

2020年03月12日 14:50 / 経営

ドリーム・アーツはこのほど、吉祥が運営する、「神戸牛専門店 吉祥吉」をはじめとした神戸牛ステーキレストラン、ラーメン店、焼肉店など全50店舗において、2019年10月より多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」を導入し、活用を開始したと発表した。

<「Shopらん」導入でタスク実行率2倍に>
「Shopらん」導入でタスク実行率2倍に

吉祥グループでは「Shopらん」の活用により、導入後5カ月で、本部-店舗間のコミュニケーション改革を通じて、全50店舗のタスク実行率が2倍以上に向上。本部においては集計作業が効率化されるなど、同社の本部と店舗の働き方改革におい、
さまざまな効果が出ているという。

吉祥グループでは現在50店舗を運営しており毎年複数の新規店舗をオープンしている。これまで、本部-店舗間の情報共有/指示連絡をLINE、FacebookなどのSNSで行っていたが、店舗数の増加に伴いコミュニケーションが煩雑になってきていた。

今後も新業態の開発、新店舗の出店を加速しながら、既存店舗も含めサービスの質を維持していくためには、本部-店舗間のコミュニケーションの煩雑さを改善する必要があった。

そこで、LINEやFacebookなどのSNSで行っていたコミュニケーションを2019年10月に「Shopらん」へ移行した。

これにより、情報が自動的に整理されるためかかる時間が減少。本部指示のタスク実施漏れが減り、実施率が2倍以上に向上した。

また、エリアマネージャーが担当店舗に訪問して状況を把握していたのが、訪問前に状況がわかるのでスピーディなフォローが可能になった。

集計作業の工数も減り、集計作業は1クリックで完了。紙・口頭ベースの申請業務が減少し、申請処理がスピードアップ、証跡の明確化も図れているという。

吉祥グループでは、今後「Shopらん」活用においてさらに指示・連絡の運用ルールの整備、業務アプリなどの機能活用をすすめることで、本部-店舗間のコミュニケーション改革を推進していく。

吉祥グループの赤木会長は、「Shopらん」導入に関し、「私たち神戸牛専門店吉祥グループの経営理念は、-夢と感動を与える創造企業-です。一見”お客さま”に夢と感動を与えるととることもできる言葉ですが、かならずしもそれだけではありません。ご来店いただくお客さまはもちろんですが、社内で働くすべての人々、そして神戸牛に携わる地元の方々など、私たちが関わるすべての人々に夢と感動を与える、というのが当社の理念です」。

「経営理念を体現していくためには、店舗での取り組み方や質を継続的に向上し続けていくことが不可欠です。この点において、「Shopらん」は現場の業務改革の観点から貢献できると確信しています。また、経営理念に基づき吉祥グループではお客さまへのサービス向上のため、2017年より経済産業省創設の「おもてなし規格認証」にも取り組んでおります。全店での規格認証獲得を目指すための土台作りとしても「Shopらん」が有効であると感じています」とコメントしている。

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