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2021年卒採用/「当初の計画通り」7割の企業回答

2020年04月01日 16:30 / 経営

ディスコは3月31日、全国の主要企業を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大による2021年卒採用へについての緊急調査(速報版)を発表した。

3月26日~30日、全国の主要企業1万3920社に対し、インターネット調査を実施、回答数は864社だった。

<2021年卒者の採用計画への影響>
2021年卒者の採用計画への影響

新型コロナウイルス感染拡大による採用計画への影響を聞くと、最も多いのは「当初の計画通り」で7割を占めた(70.6%)。

「下方修正する見込み」は現時点で1割未満(9.0%)、「まだわからない/検討中」が約2割(19.8%)。従業員規模別では、大手企業に比べ、中堅・中小企業で「下方修正する見込み」の割合が高めだった。

<3月下旬時点での採用活動状況>
3月下旬時点での採用活動状況

3月下旬時点での採用活動状況として最も多いのは「基本的には進めているが、一部見合わせている」で約半数(47.7%)で、「当初予定通り進めている」(25.2%)が続く。

WEB活用による代替など感染防止策を講じながらも採用活動を継続する企業が大半となり、「採用を取りやめる」は1%未満となっている。

<採用活動への危機感>
採用活動への危機感

現状を踏まえ、自社の採用活動に危機感を持つ企業は9割を超える(計91.5%)。従業員規模別に見ると、採用数の多い大企業ほど危機感が強く、「かなり危機感がある」が約4割に上った(39.1%)。

<2020年4月入社者への影響>
2020年4月入社者への影響

また、2020年4月入社者への影響等についても併せて調査。新型コロナウイルス感染拡大により、2020年4月入社者に何らかの影響が出ている企業は7割強(75.6%)。具体的な影響として多いのは「入社式の規模を縮小」(41.9%)、「新入社員研修の規模を縮小」(40.3%)と続いている。

■調査概要
調査対象:全国の主要企業1万3920社
調査時期:3月26日〜30日
調査方法:インターネット調査法
回答社数:864社
調査機関:ディスコ キャリタスリサーチ

■ディスコ公式ホームページ
https://www.disc.co.jp/

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