流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





新型コロナウイルス/飲食店経営者61%「このままでは事業継続困難」

2020年04月03日 17:10 / 経営

ショーケースは4月3日、キイストンと共同で、首都圏を中心とした飲食業界経営者に対して3月26日~30日に緊急アンケート調査を行い調査結果を発表した。

回答時点で、約15%が平常時に比べ50%以上の減少、約17%が30~50%の減少と回答しており、61%が「このままだと事業継続が困難」と回答した。

<事業影響の程度は、どの程度ですか?​>
事業影響の程度は、どの程度ですか?
出典:ショーケースプレスリリース(以下同じ)

調査は、首都圏の飲食業経営者に匿名で345人に送付し、126人からの回答を得また。

質問は一問一答式で、事業への影響、影響の時期や売上額、感染の見通し、実施中あるいは今後予定の対策等について9問を聞いた。

影響時期については、約44%の経営者が2月中旬以降に顕著な影響が出始めたと回答した。また、その影響の内容は売上減、予約キャンセルなどと回答している。

直近の売上は、平常時を100とした場合、どの程度の減少かと尋ねたところ、30%減が35.87%と最多となった。50%減少、10%減少が共に17.39%と続いた。50%以上減少は15.22%となった。

<直近の売上は、平常時を100とした場合、どの程度の減少したか>
直近の売上は、平常時を100とした場合、どの程度の減少したか

今後、さらに強化したいもの、検討していることを聞いたところ、衛生面の強化が最多となった。次は、宅配やテイクアウト強化だった。また、40%程度の経営者が公的融資制度などの活用を検討していると答えた。

<今後、さらに強化したいもの、検討しているは何ですか?>
今後、さらに強化したいもの、検討しているは何ですか?

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧