流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオン/7都府県「パート・アルバイトに特別手当」支給

2020年04月16日 15:50 / 経営

イオンは4月14日、緊急事態宣言が発出された、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県の関連会社の店舗などで働くパート・アルバイトに特別手当を支給することを、グループ会社に通達した。

緊急事態宣言が発出されている中、家庭の事情などがある中で、働いている従業員に対して、イオンとして感謝の気持ちを伝える取り組み。

生活必需品を円滑に流通させることを目的としたもので、店舗のほか、物流センター、プロセスセンターなど、店頭を支える後方部門のパート・アルバイトも対象とした。

イオンリテール、マックスバリュ各社、ダイエー、マルエツ、カスミ、まいばすけっとなどの総合スーパー、スーパーマーケットのほか、ウエルシア薬局などのドラッグストアも対象となる。

6カ月以上勤務するパート・アルバイトで、現在も通常勤務を継続している人が対象で、現在、人数は各社で集計中で、十数万人になる見込みだ。対象者はパート・アルバイトの勤務地で判断する。

特別手当の原資は、イオンが負担する。グループ会社が独自に、自社の負担で特別手当を上乗せする可能性もあり、支給総額は未定となっている。

広報担当者によると、「パート・アルバイトさんは、家庭のさまざまな実情もある中で、勤務を継続している。特に、店舗では不特定多数の人と接触する心理的負担、感染症防止策に伴う業務の増加がある。こういった状況を踏まえて、先週から特別手当についての検討をすすめていた」という。

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧