三越伊勢丹/入店時検温のため「サーモグラフィー」全店導入
2020年05月14日 17:50 / 経営
三越伊勢丹ホールディングスは5月11日、新型コロナウイルス感染防止のため、全店舗入口に「検温のためのサーモグラフィー」を導入すると発表した。
<検温のためのサーモグラフィー>
※出典:5月11日決算説明会資料(以下同)
同日電話で行われた決算説明会で杉江俊彦社長が明らかにしたもの。
杉江社長は、「営業再開に向け、お客様の安心・安全にかかわる対策を強化する。入店時検温のためのサーモグラフィーを導入、レジなどお客様と直接対応する場所にビニールカーテンを設置する。安心・安全対策費用として10~15億円を見込んでいる」と説明した。
また、従業員の安全・安心のため、営業再開時は、入館時の検温、マスク着用を義務づける。そのため、現在マスクの確保を行っている。
さらに、他者と密状態になるロッカー、社員食堂の改修・整備も順次行う。
同社は、緊急事態宣言解除まで、当面首都圏店舗6店、小型店を臨時休業している。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。