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ナチュラルローソン/6月24日~26日、小説を印字「読むレジ袋」配布

2020年06月22日 15:00 / 経営

メルカリは6月24日~26日、ローソンと共に7月1日からのレジ袋有料化を前に、通常は捨てられてしまうレジ袋にも付加価値を与えるべく、「モノガタリ by mercari」に寄稿している伊坂幸太郎氏、吉本ばなな氏、筒井康隆氏の小説を印字したレジ袋「読むレジ袋」を、全国のナチュラルローソン138店で無料配布する。

<読むレジ袋の一例>
読むレジ袋の一例

読むレジ袋は、通常は捨てられてしまうレジ袋に「小説を読む」という新たな価値を与えたレジ袋。レジ袋にはメルカリが4月から始動したプロジェクト「モノガタリ  by mercari」で連載されたモノにまつわる3つの小説を印字した。

レジ袋は環境に配慮し、バイオマスプラスチックを50%以上配合した。バイオマスプラスチックは、石油ではなく再生可能資源である生物資源(バイオマス)を原料とするプラスチックで、環境負荷が少なく、かつ炭酸ガスのバランスを崩すことの無いなどが特徴となっている。

配布枚数は各店舗、各日100枚で、なくなり次第終了する。配布場所は、ナチュラルローソン138店で、帝京大学病院本院・アーバンドックパークシティ豊洲・S六本木ヒルズ・S六本木ヒルズ50F・港日赤通り・順天堂医院B棟・プラナ東京ベイ・東品川四丁目・クオールアトレ竹芝・SOCOLA武蔵小金井クロスを除く。

6月24日は伊坂幸太郎「いい人の手に渡れ!」、25日は吉本ばなな「珊瑚のリング」、26日は筒井康隆「花魁櫛」を配布する。筒井康隆氏「花魁櫛」のレジ袋は、ナチュラルローソン芝浦海岸通店で26日限定で配布になる。

国内では年間450億枚のレジ袋が使われていると推定され、捨てられがちなレジ袋に小説という付加価値を加えることで、身のまわりのモノにも一つひとつに価値があると気づきを与え、改めてモノとの向き合い方について考え直すきっかけになることを願い、企画した。

ローソンでは7月1日からのレジ袋有料化に先駆け、5月18日から一部店舗にてレジ袋の有料化実験を行っている。実験店舗ではレジ袋を購入するお客は全体の約3割で、マイバッグを持参するお客やレジ袋不要を申告するお客が増えた。今後もマイバッグ持参の協力やレジ袋有料化のお客への周知を図ることで、さらなるレジ袋削減を目指す。

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