流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオン/総合スーパーの衣料・日用品売場で提供「レジ袋」有料紙袋に切り替え

2023年09月04日 13:43 / 経営

イオンは10月5日から順次、全国の総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」全店舗(合計523店舗)の、衣料、日用品・暮らしの品売場で提供している有料プラスチック製レジ袋を、紙製レジ袋に切り替える。

<切り替えの概要>

これまで、再生プラスチック・植物性インク使用のレジ袋はS・M3円、L・LL・3Lは5円で販売していた。切り替え後は、紙袋・小20円、中・大・特大30円で販売する。

使い捨てプラスチックの使用をさらに削減するため、これまで以上にお客にマイバッグ持参などの協力を呼びかけ、レジ袋辞退率のさらなる向上を目指す。切り替え後に販売する紙製レジ袋は、環境に配慮したFSC認証紙や植物性インキを使用する。今回の取り組みにより年間で約6600万枚のレジ袋(使い捨てプラスチック約450トン相当)を削減できる見込みだ。また、収益金が発生した場合は、これまでと同様に各地域の自治体等に寄付し、環境保全活動に役立てる。

イオンは1991年から「買物袋持参運動」に取り組んでおり、法令施行前の2020年4月に全グループ会社のすべての売場でレジ袋の無料配布を終了した。2022年度に辞退してもらったレジ袋は約33億枚で、使い捨てプラスチック約2万2600トンに相当する。レジ袋の販売により発生した収益金は、全国各地の自治体や団体に寄付し、地域での様々な環境保全活動に役立てている。

■イオンの関連記事
イオン/環境省との共同イベント「脱炭素化」を推進

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧