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サントリー、アサヒなど/使用済みプラの再資源化向け共同出資会社

2020年07月01日 11:00 / 経営

サントリーMONOZUKURIエキスパートは6月30日、アサヒグループホールディングスなどと使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む共同出資会社「アールプラスジャパン」を設立すると発表した。

「アールプラスジャパン」は、サントリー、東洋紡、レンゴー、東洋製罐グループホールディングス、J&T環境、アサヒグループホールディングス、岩谷産業、大日本印刷、凸版印刷、フジシール、北海製罐、吉野工業所のプラスチックのバリューチェーンを構成する12社で構成され、6月から事業を開始した。

米国バイオ化学ベンチャー企業・アネロテック社とともに、この環境負荷の少ない効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術開発を進める。

<使用済みプラの再資源化目指す>
使用済みプラの再資源化

世界で共通となっているプラスチック課題解決に貢献すべく、回収プラスチックの選別処理、モノマー製造、ポリマー製造、包装容器製造、商社、飲料メーカーなど業界を超えた連携により、2027年の実用化を目指す。

サントリーは2012年から、アネロテック社と、植物由来原料100%使用ペットボトルの共同開発に取り組んでいる。この開発の中で、環境負荷の少ない効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術の開発可能性を見出すことができたという。

■アールプラスジャパン
事業開始:2020年6月5日
本社所在地:東京都港区台場2-3-3
代表取締役社長:横井恒彦
事業内容:使用済プラスチックの再資源化技術の開発・実用化推進

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