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ダイドードリンコ/「抗ウイルス対応自動販売機」1万台展開

2020年08月25日 13:00 / 経営

ダイドードリンコは8月25日、商品選択ボタンなど自販機の接触部分にコーティング剤(抗ウイルス剤)を塗布した「抗ウイルス対応自動販売機」の導入を開始したと発表した。

<抗ウイルス対応自動販売機>
抗ウイルス対応自動販売機
※抗ウイルスコーティング剤は、1~5に施工。

同社は、国内飲料事業における売上の8割以上を自販機からの売上が占めるなど、業界有数の自販機網を主力チャネルとして事業活動を展開している。これまで、巡回時に毎回消毒剤を塗布するなどの対応を図ってきたが、人が触れる箇所に特殊なコーティング剤(抗ウイルス剤)を施した「抗ウイルス対応自動販売機」を導入することで、より安心して商品を購入できるようにした。

鉄道関連施設・高速道路SA・PAなどへ約1万台を展開する。

<加工済みステッカー>
加工済みステッカー

抗ウイルス抗菌加工済みの自販機については「加工済みステッカー」を貼付する。

コーティング剤は、「ドクターハドラス」を採用。ヤマモトホールディングス)が開発した高純度のガラスコーティング剤で、塗布により空気と反応し、高純度のガラス被膜を作る。施工したガラス被膜は、汚れや傷から守るだけでなく、抗菌・抗ウイルスの効果が約5年間(使用環境により効果は異なる)持続するという。

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