平和堂/飲料・カップ麺・チョコなど2020年秋冬から2分の1ルール採用
2020年10月02日 12:30 / 経営
平和堂は10月1日、10月の「食品ロス削減月間」に合わせ、各種食品ロス削減に向けた対策を強化すると発表した。
食品業界の商慣習で、製造日から賞味期限までを3等分して納品や販売期限を設定する「3分の1ルール」を見直す。2020年秋冬商品からは、飲料、カップ麺、袋麺、チョコレート、キャンディ、ビスケットの6つのカテゴリーを2分の1ルールに変更した。
店内では、国内で排出される食品ロス612万トンのうち284万トンは家庭で発生していることを受け、店頭で食品ロス削減啓発を実施する。
レシピ紹介冊子「美味食彩」で、食品ロス削減に役立つレシピなどを特集。食品ロス削減を呼びかける普及啓発ポスターを各店の店内掲示版に掲示する。
店頭のデジタルサイネージで、平和堂公式 V-Tuver「鳩乃幸」による食品ロス削減に関する動画配信を行う。
また、滋賀県彦根市内の平和堂グループ3店舗(ビバシティ彦根、アル・プラザ彦根、マルゼン彦根店)に、フードバンクポストを9月から設置した。
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