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サントリースピリッツ/2016年の事業方針

2016年01月07日 17:00 / 経営

サントリースピリッツは1月7日、2016年の事業方針を発表した。

2015年のウイスキー市場は、ハイボール需要の拡大などにより、対前年114%程度になったと推定される。同社は、「角瓶」「ジムビーム」といった主要ブランドが好調に推移し、対前年113%と市場同様大きく伸長した。

輸入ウイスキーは、「ジムビーム」、「メーカーズマーク」など主要ブランドが好調に推移し、対前年138%となった。

特に、「ジムビーム」は対前年162%と好調に推移した。

RTD総市場は、食中酒としての需要拡大などにより対前年109%程度に伸長したと推定される。

同社のRTD販売数量は5759万ケース(対前年114%)と大きく伸長し、11年連続で過去最高を更新、市場を牽引した。

2016年のウイスキー事業は、世界5大ウイスキーのポートフォリオを活用し、ウイスキーの魅力を訴求するとともに市場の活性化を図る。

「角瓶」、「ジムビーム」、「トリス クラシック」のマーケティング活動強化、プレミアムウイスキーの価値訴求活動に取り組み、継続的な成長を目指す。

RTD事業は、「-196℃ ストロングゼロ」、「ほろよい」、「こくしぼり」、ハイボール缶などの育成・強化に加え、「ホームメイドスタイル」など新たな価値を持った新商品を投入することにより、市場のさらなる活性化を図る。

RTD計で6285万ケース(対前年109%)の販売を目指していく。

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