マツモトキヨシHD/「マツキヨココカラ&カンパニー」に社名変更
2021年02月26日 15:30 / 経営
マツモトキヨシホールディングスは2月26日、ココカラファインとの経営統合に伴い、「マツキヨココカラ&カンパニー」に商号を変更すると発表した。
両社は同日、両社の間で株式交換による経営統合契約を締結した。2021年10月の経営統合により、国内で売上高1兆円、3000店舗体制となる。2026年3月期にはグループ売上高1.5兆円、営業利益率7.0%を目指す。
6月29日開催予定のマツモトキヨシホールディングスの2021年3月期の定時株主総会における承認を得られることを条件として、株式交換の効力発生と同時に商号「マツキヨココカラ&カンパニー」を変更するもの。
経営陣は、代表取締役会長に松本南海雄氏(現マツモトキヨシホールディングス代表取締役会長)、代表取締役社長に松本清雄氏(現マツモトキヨシホールディングス代表取締役社長)、代表取締役副社長に塚本厚志氏(現ココカラファイン代表取締役社長、現ココカラファインヘルスケア代表取締役社長)が就任予定となっている。
ココカラファイン及びマツモトキヨシホールディングスは、10月1日付で、マツモトキヨシホールディングスを株式交換完全親会社とし、ココカラファインを株式交換完全子会社として、株式交換を行う。
株式交換の効力発生を前提に、グループ内の事業体制を整備。各社は、本部機能をマツモトキヨシホールディングスに承継し、同社は「マツキヨココカラ&カンパニー」に社名変更を実施する。
ココカラファインは、9月29日に上場を廃止。株式交換の効力発生後に、「ココカラファイングループ」に商号を変更する予定だ。
2020年に発表した資本業務提携実施後、両社でシナジー分科会を立ち上げ、シナジーに関する検討を進めてきた。現在、両社でのマーチャンダイジング・棚割りの統一、PB商品の供給を開始している。
今回の経営統合により、両社が持つ強みや基盤のさらなる融合を図り、経営統合後3年目までをめどに、両社合算で連結ベースで営業利益300億円規模の収益改善効果の達成を見込む。
現時点で初年度(2021年10月~2022年9月)において、商品の共同開発・共同仕入れ、マーケティング、物流などのシナジーにより、両社合算で連結ベースで営業利益約200億円の効果が発現する予定となっている。
■マツキヨココカラ&カンパニー
所在地:東京都文京区湯島1-8-2
事業内容:グループ全体の戦略策定・実行支援及び経営管理
資本金:未定
決算期:3月31日
純資産:未定
総資産:未定
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