セブン&アイ/PETボトルの再生工場に出資
2021年06月21日 12:50 / 経営
JFEエンジニアリングのグループ会社であるJ&T環境と協栄産業、セブン&アイ・ホールディングスの3社は6月21日、国内最大級のPETボトルリサイクル樹脂製造合弁会社「協栄J&T環境」に、セブン&アイが資本参加することで合意したと発表した。
今回の資本参加により、協栄J&T環境は、セブン&アイが店頭に設置したペットボトル回収機で集めた廃PETボトルを、原料として安定的に受け入れる。また、セブン&アイは、プラスチックの海洋汚染問題や使い捨てプラスチックに対する法改正が進む中、PETボトルの再生工場に出資することで、プラスチックのリサイクルシステムを強化する。
セブン&アイの資本参加により、3社のこれまでのPETリサイクル実績や保有技術を最大限活用し、PETボトル再生の事業分野における先進的な活動を推進する。今後も3社はサーキュラー・エコノミーの実現やCO2排出量の削減や天然資源の使用量抑制に貢献し、持続可能な社会作りに役立てるよう努める。
■協栄J&T環境概要
商号:協栄J&T環境株式会社
工場名称:西日本PETボトルMRセンター
所在地:三重県津市(JFEエンジニアリング津製作所内)
設立:2020年4月
稼働予定:2021年冬
事業内容:使用済みPETボトルを原料とし、フレークやペレットを製造(年間5万トン)
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