ユニクロ/スポーツ+ごみ拾い+地域密着型の社会貢献活動
2022年05月19日 10:30 / 経営
ユニクロは6月11日、東京・原宿で、ごみ拾いをスポーツ感覚で楽しむ「スポGOMI×UNIQLO」を開催する。原宿を皮切りに、全国11カ所で開催する。
スポGOMIは、ソーシャルスポーツイニシアチブによって2008年から運営されている活動。現在、環境問題の一つとして海洋ごみ問題が挙げられているが、そのごみの多くは、市街地の生活ごみが河川を通じて海に流れ込んだものと言われている。
「スポGOMI×UNIQLO」は、地域の人々と共に行う社会貢献活動で、チーム制で市街地のごみ拾いを行い、スポーツ感覚で制限時間内に拾ったごみの量や種類によってポイントを競う。子どもから大人まで誰でも参加でき、身近な街や地域に捨てられているごみを意識するとともに、楽しみながら環境問題を学ぶことができる。昨年は、京都と高松の2カ所で開催し、約43kgのごみを回収した。
スポGOMIの基本ルールは、拾ったごみの種類によって獲得できるポイントが異なるが、今年の「スポGOMI×UNIQLO」では、ペットボトルに高いポイントを加点するルールを新たに設ける。使用済みのペットボトルは、適切にリサイクルされれば、資源として有効活用することができることを参加者に意識してもらうことが目的となる。
なお、「スポGOMI×UNIQLO」の参加者全員には、ペットボトルを再生したリサイクルポリエステルを生地の一部に使用した、ユニクロドライEXTシャツの「スポGOMI×UNIQLO」オリジナルユニフォームをプレゼントする。そのほか、さらに上位に入賞したチームには、リサイクルポリエステル100%素材のユニクロオリジナル商品を副賞として進呈する。
また、7月21日に開催予定の回には、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーを務めるプロ車いすテニスプレーヤー国枝慎吾選手をゲストに招きし、夏休みのはじまる東京・浅草の街で、スポGOMIを体験する予定だ。
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