ファミリーマート/佐賀市の廃食油リサイクルの協力店9店舗に拡大
2022年11月25日 13:48 / 経営
ファミリーマートは11月25日、ファミリーマート店舗での使用済みの食用油(廃食油)を佐賀市が回収し、高品質バイオディーゼル燃料(HiBD)に精製して佐賀市の市営バスなどの燃料とする取り組みの協力店舗数が合計9店舗に増えたことを発表した。
<佐賀市営バス>
佐賀市が同事業で連携するコンビニエンスストアは、現在、ファミリーマートのみ。昨年度(2021年4月~2022年3月)の回収実績は、実施店舗合計で3494Lとなる。
佐賀市によると、ファミリーマート店舗で回収される使用済み食用油は、一般家庭などで回収したものと比べると精製過程で作業負荷を与える不純物が少ないという。そのほかの店舗での使用済み食用油は、行政から許可された廃食用油収集運搬業者が回収し、インクや石鹸などに100%リサイクルされている。さらに、その一部は「薬用ハンドソープ」として店舗で使用しており、循環型リサイクルを実現している。
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