コンビニ/セルフレジの酒類・たばこ年齢確認ガイドライン策定
2023年01月31日 15:40 / 経営
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日本フランチャイズチェーン協会(以下:JFA)は1月31日、「デジタル技術を活用した酒類・たばこ年齢確認ガイドライン」を策定したと発表した。
社会環境の変化により小売り・飲食のセルフレジ化は進む一方であり、生活者のコロナ禍による非接触や利便性追求によりセルフレジは、必須要素となりつつある。
JFAでは、コンビニエンスストアが所属するCVS部会の下に「酒類・たばこの年齢確認に関するデジタル認証検討会」(ローソン、セブン-イレブン、ファミリーマート、ミニストップ、JFA)を設置し、酒類・たばこ購入時のデジタルでの年齢確認方法を示した業界ガイドラインについて、検討してきた。2022年11月30日、デジタル庁デジタル臨時行政調査会作業部会において、同ガイドラインの案について、説明。妥当で合理的という評価を得た。その後、有識者を含めた検討会を実施し、今回、完成版として公表する。
同ガイドラインの対象範囲は、酒類・たばこのみ。totoなどのくじや成人向け雑誌は対象としない。販売方法は、各社で導入されているセルフレジ、一部コンビニで実装されているAmazon Goに類似するケース、一部コンビニで実装されている携帯電話にてスキャンし決済するスマホレジのような販売方法を含んでいる。
具体的には、運転免許証やマイナンバーカードなどの公的身分証明書を機器に差し込み、年齢確認を実施するケースなどを想定。公的身分証明書(携帯電話に搭載された場合も含む)の券面情報読み取り、ICリーダー読み取り、PINコード入力などにより生年月日を確認し、満年齢を判定できるとしている。
将来的には、マイナンバーカードのスマートフォン搭載による身元確認、カメラ越しの遠隔での年齢確認技術にも期待しているという。
■デジタル技術を活用した酒類・たばこ年齢確認ガイドライン
https://www.jfa-fc.or.jp/particle/4061.html
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