スタバ/繰り返し使える店内グラスを全国1500店舗で導入
2023年02月20日 10:40 / 経営
- 関連キーワード
- スターバックス
スターバックス コーヒー ジャパンは2月20日、廃棄物削減を目指す取り組みとして、試験導入していたフラペチーノなどアイスビバレッジの店内利用時のグラス提供を、3月末より全国の約1500店舗で開始すると発表した。
全国展開に先駆け、同日から、東京・丸の内、銀座エリア、京都、静岡などの約100店舗で先行導入する。
繰り返し使える店内グラスは樹脂製で2サイズあり、それぞれショート/トール、グランデ/ベンティに対応する。
試験導入の際、顧客から、フラペチーノやキャラメルマキアートなどの商品が「よりおいしそうに見える」「グラデーションがきれい」といった声が寄せられた。店内のリユース率が従来の9倍になった店舗や、ごみ捨て回数が半減したことで来店客と会話する時間に充てられた、といったポジティブな成果にもつながったという。
なお、全国1792店舗(2022年12月末時点)のうち、客席のない店舗や収納スペースの少ない店舗などグラス提供ができない店舗は今回の取り組みから除く。1500店舗には、試験導入していた店舗と先行導入の約100店舗を含む。
同社の環境負荷低減の取り組みは、2020年1月により紙製ストローを段階的に導入。2021年2月からプラスチックカップで提供していたアイスコーヒーなど一部アイスビバレッジをペーパーカップに切り替え、2022年6月には店内のアイスビバレッジのリッド(ふた)なし提供を全国でスタートしている。
■スターバックスの関連記事
スタバ/3年でティー売上2倍超に、若年女性など取り込むティー&カフェ推進
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。