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富士通ほか/等々力緑地を再整備、陸上競技場の球技スタジアム化など

2023年04月04日 16:06 / 経営

富士通、川崎フロンターレ、東急ほか6社が共同出資で設立した川崎とどろきパークは4月1日、等々力緑地の運営・維持管理業務などを開始した。

<等々力緑地を再整備>

これは、2022年4月に川崎市が公表した「等々力緑地再編整備・運営等事業」に係る公募手続に従い、2023年3月31日に川崎市と締結した同事業に関する事業契約をに基づくもの。

今後、川崎とどろきパークは、等々力緑地の運営を担いながら、等々力陸上競技場の球技専用スタジアム化やとどろきアリーナの建替えなど、再整備を実施していく。

等々力緑地は、富士通発祥の地でテクノロジーの中核拠点である川崎工場(川崎市中原区)に近接し、川崎フロンターレのホームスタジアムである等々力陸上競技場が立地している。この約43万5000m2もの広大な地域交流拠点としての特性を生かし、富士通と川崎フロンターレは、川崎とどろきパークや東急などと協力のもと、川崎市とも連携し、等々力緑地を中心とする周辺エリア一体で、スポーツの機会を提供。テクノロジーも融合させ、新たなユーザー体験を創出し、賑わいのあるまちづくりに取り組む。

なお、運営開始に先立ち、2023年2月から富士通は川崎フロンターレとともに、等々力緑地内の広場「川崎フロンパーク」で来場者の行動分析の実証を行っている。今後もテクノロジーを活用したさまざまな取り組みを継続し、等々力緑地の魅力を高め、地域住民をはじめとする来園者のウェルビーイングの向上に貢献していく。

■等々力緑地再編整備・運営等事業
契約主体:川崎とどろきパーク
契約金額:632億5597万2382円(消費税および地方消費税を含む)
契約期間:2023年3月31日から2053年3月31日まで

■川崎とどろきパーク
事業内容:等々力緑地再編整備・運営等事業
資本金:2億2500万円
株主:東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設
設立年月日:2023年1月13日
所在地:神奈川県川崎市中原区
ウェブサイト:https://www.kawasaki-todoroki-park.co.jp/

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