ヤマダデンキ/テックランド一部店舗でもリユース家電販売開始

2023年06月13日 14:03 / 経営

ヤマダホールディングスのグループ企業であるヤマダデンキは6月13日、郊外型家電専門店「ヤマダデンキ テックランド」の6店舗でリユース家電(洗濯機・冷蔵庫)を販売開始した。

<リユース製品の生産工程>

6店舗の内訳は、「テックランドむつ店」(青森県むつ市)、「テックランドいわき平店」(福島県いわき市)、「テックランド栃木店」(栃木市箱森町)、「テックランド成田店」(千葉県成田市)、「テックランド久御山店」(京都府久世郡)、「テックランド敦賀店」(福井県敦賀市)。

これまで、リユース家電は「ヤマダデンキ アウトレット・リユース店」を中心に取り扱っていたが、環境配慮に適しており、お得な商品でもあることから注目を集めた。一部の「ヤマダデンキ テックランド店」でも販売を始め、今後は取り扱い店舗を順次拡大していく。「ヤマダデンキ テックランド」で、新品・リユース家電をあわせて取り扱うことで、幅広い品ぞろえの中から希望に沿う商品を選べるようになる。リユース家電は、2年間の保証付きの上に、新品販売当時と比べて価格が約3分の1になることや、質の良い家電製品をお得に、そして安心して使用できることから好評だ。

ヤマダホールディングスグループは、顧客から買い取りした家電製品を新品同様に再製品化する工程を、グループ内で完結する仕組みを構築している。2022年5月には工場を新設し、冷蔵庫や洗濯機などのリユース製品の増産が可能となった。さらに、2025年度の稼働を目途に、山口県と東北エリアに新しい工場を開設。年間30万台のリユース家電を生産する。使用済み家電の再製品化したリユース商品は、同社グループならではの取り組みであり、質の高いナショナルブランドの家電製品をリーズナブルに提供するという新たな市場を生み出している。

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