流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオン北海道/グリーン電力を道内のイオン10店舗に導入

2023年08月04日 13:16 / 経営

イオン北海道、北海道電力、北海道電力・アーク(以下:アーク)が共同で設立するHARE晴れ(はればれ)は8月4日、再生可能エネルギーの活用拡大を推進すべく、太陽光発電によるオフサイトPPAに関する契約を締結した。

<グリーン電力を道内のイオン10店舗に導入>
グリーン電力を道内のイオン10店舗に導入

今回締結した契約では、HARE晴れが太陽光発電所を設置し、送配電網を介して北海道電力が電力供給を行い、イオン北海道が運営する「イオン」の店舗でその電力を使用する。

太陽光発電については、2024年1月から運転を順次開始し、2025年には、6カ所で発電した電力を「イオン」10店舗に供給。合計で出力約1.2万kW、年間の想定発電量はおよそ2000万kWhとなる計画で、道内最大規模のオフサイトPPA契約となるという。

イオンは、2040年までに店舗から排出するCO2等の総量ゼロを目指し、中間目標として、2030年までに日本国内の店舗で使用している電力のうち、50%を再生可能エネルギーに切り替える目標を定めている。

イオン北海道においても、創エネ、省エネの両面から取り組みを加速。2021年に策定した中期経営計画では、2025年度までに店舗から排出する電力由来のCO2排出量を、2010年度比で25%削減する目標を掲げている。今回の取り組みはその目標達成に大きく貢献するもの。

今後は中長期的な目標として、イオン北海道が運営する他の施設においても太陽光発電電力利用拡大を進める。最終的には、店舗で使用するエネルギーを100%再生可能エネルギーに転換する計画だ。

■イオン北海道の関連記事
イオン北海道/札幌麻生店にネットスーパーの配送拠点オープン

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧