カインズ/静岡県掛川市で「製品プラスチック」資源循環の実証実験
2024年04月22日 13:33 / 経営
カインズは4月20日、静岡県掛川市内の「カインズ掛川店」で、掛川市と再生プラスチック生産販売のプラニック、収集運搬・選別・破砕の太洋サービスとの共創事業として、掛川モデル「製品プラスチック」資源循環実証実験を開始した。
<セレモニーの様子>
※左から、掛川市 久保田崇 市長、カインズ 植木俊行 理事、太洋サービス 鈴木裕司 社長、プラニック 平山貴之 営業統括部長
同事業は、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、「環境の持続性と豊かな暮らしの同時実現」を目指す掛川市のビジョンに賛同した、掛川SDGsプラットフォームに参画する事業者3社による掛川市との共創事業となる。
2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」が自治体に求める製品プラスチックリサイクルの取組の一環として、製品プラスチックの店頭回収の実施による資源循環モデルの構築に向けた実証実験を行い、市民の利便性や事業の経済性、持続性、リサイクル方法について研究することを目的としているという。
■掛川モデル「製品プラスチック」資源循環実証実験について
実証期間:2024年4月20日~9月30日
回収拠点:カインズ掛川店(静岡県掛川市上西郷字加島507-1)
回収対象品目:プラスチック製容器包装以外のプラスチック
対象者:個人のみ(事業者は対象外とする)
検証内容:家庭から排出される製品プラスチックを市民自らが回収拠点へ持ち込み、再び製品原料として販売されるまでの循環モデルの経済性と持続性、リサイクルの方法/同仕組みの事業化に向けた課題等の整理
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