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住友商事/仙台泉中央駅前に「セルバテラス」、今秋開業

2016年02月22日 19:10 / トピックス店舗

住友商事と住商アーバン開発は2月22日、宮城県仙台市泉区に2016年秋に商業施設「セルバテラス」を開業すると発表した。

<セルバテラスの外観イメージ>
セルバテラスの外観イメージ

仙台市営地下鉄南北線泉中央駅の目の前、タクシープール、バスロータリーに隣接した交通利便性の高い立地で進める「仙台泉中央駅前78街区プロジェクト」で、施設名称を「セルバテラス」に決定した。

駅直結の1階には、食ゾーンを配置し、食物販店舗や専門レストランを集積。ペデストリアンデッキレベルの2階には、利便性の高いサービス店舗のほか、テラス席を併設する開放感のあるカフェレストランなどを導入する。

<内観イメージ>
内観イメージ

泉中央駅前には、住友商事が所有する商業施設として、1999年に開業したセルバ、2013年にイトーヨーカドーから大規模改装した東北初のアリオがあり、2014年には両施設を空中階の連絡通路で連結し、回遊性を増すなど、住友商事グループとして泉中央駅前街区の発展を目指してきた。

<既存施設と連絡>
既存施設と連絡

住友商事グループは、商業施設は「人々の豊かな生活を支え育む生活拠点」であるべきと考えている。今秋開業の「セルバテラス」では、街にひらかれ、街になじみ溶け込む空間づくりを目指し、駅前に面したエリアにテラスを設え、外向き店舗を配する。

<テラス空間イメージ>
テラス空間イメージ

「セルバテラス」と既存の「セルバ」と併せて、地域コミュニティの中心となるべく、食品・飲食ゾーンの充実、都市生活サービス機能を取り込んだ「まちづくり型商業開発」を行うとともに「街」の魅力を向上させ、永続的な地域の振興・活性化につなげるべく、地域の歴史や価値観を理解し、これらの特性を活かした開発運営を目指す。

既存の「セルバ」では、2016年春から秋にかけて段階的なリニューアルを予定しているほか、住友商事グループのほか、泉中央地区に関わる企業・商業者などで構成する「泉中央活性化協議会」が中心となって、協議を重ねてきた。

「セルバテラス」の北側隣接地には「仙台循環器病センター」も同時期に移転開業を控えており、泉中央駅前街区はますます拠点性、利便性、滞在性が向上するという。

施設概要
所在地:宮城県仙台市泉区泉中央1-6
延床面積:約13,500m2
規模:地上4階、地下1階建
店舗面積:約5,000m2
店舗数:約30店舗
駐車場:約200台
交通:仙台市営地下鉄「泉中央」駅徒歩1分
開業予定:2016年秋
事業主:住友商事
運営:住商アーバン開発

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