グループ全体の売上目標として2018年7月期に、ドゥクラッセで225億円、フィットフィットで75億円、合計300億円の売上を計画する。
ドゥクラッセの店舗売上高は2016年7月期に30億円、2017年7月期に50~55億円、2018年7月期に110~120億円を目指す。
3月の既存店売上高は約30%増、客数は約2倍と好調に推移。40代~70代まで幅広い客層が来店しているという。
ワールド、セオリーを経て、DoCLASSE The STORE COOを務める岡田峰昌氏は「これまで約30年間、アパレルブランドに携わってきたが、通常のブランドでは、色柄物はブランドイメージを損ねると考え、1つのMDに2~4柄程度しか入れない。しかし、ドゥクラッセは150品番に70~80柄を展開し、お客さんは柄を求めて来店している。通常であれば4990円(税別)程度の商品を2450円で販売するなど、求めやすい価格も好調の要因のひとつだ」と語る。
ブランドのターゲット層として、40~50代を明確に打ち出し、ターゲット世代の体系をカバーしながらトレンドを取り入れた商品を展開。ワンサイズ細く見える、くすんだ肌でも、顔色が明るく見える、着心地が良い素材を追求しているという。
百貨店と同じ質の商品を半額で販売するための仕組みとして、素材の自社買い付け、デザイナーの採用、コールセンター、配送センターの内製化をすすめ、SPAとしての仕組みの確立を目指している。
平均商品単価は6000円、主要商品の価格帯はTシャツ3990円、ワンピース7400円、ジャケット1万円以下など。
商品展開は、毎週、新商品が投入されるZARA、定番商品の単品量販に強みをもつユニクロの中間を目指している。定番商品は型数を絞り、柄を変えて訴求することで、販売数量を確保。パンツは主力の2型を素材を変えながら、訴求することで商品を変える。
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