ファミリマート/中食強化で日本アクセスと連携、原材料調達を一元化
2017年11月22日 20:03 / トピックス
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ファミリマートは11月21日、中食構造改革の一環として、原材料調達の一元管理を開始したと発表した。
日本アクセスが2016年2月に100%出資して設立したコンビニエンスストア向け中食原料販売事業会社「ジャパンフードサプライ」を活用して、取引先の各工場で利用する原材料の一元管理を開始した。
JFSの資本金は4000万円で、ファミリーマートの上席執行役員商品本部中食構造改革推進部長の足立幸雄氏が非常勤取締役を務めている。
同社は、コンビニ向けのお弁当やパスタ、おむすびといった中食に関わる原材料を国内、海外問わず幅広いマーケットから仕入れを行い、中食製造工場向けに安全・安心且つ安定的に供給することを基本事業としている。
原材料の供給のほか、原材料の相場情報、商品トレンド情報といった情報の提供、原材料の需要予測を行うことでの在庫ロスの削減サポート、仕入先の工場点検を行うことによるクレーム削減サポートなど、取引先の商品作りのサポートをさまざまな角度から実施しているという。
原材料メーカーの原材料の基本情報、食材ストックデポや日本アクセスの原材料の商流・物流情報、製造工場の原材料・商品精算管理情報、FM低温センターの店着センター共配物流情報、ファミリーマート店舗の店舗商品情報を一元管理することを目指す。
原材料を一元管理することで、原材料のトレーサビリティ、コストダウン、ファミリーマート各店舗からの発注情報に基づく需給予測、物流改善を行い、メーカーロスの削減や物流コストの削減を進める方針だ。
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