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ファミリーマート/フィットネス事業へ参入、大田区に1号店を出店

2017年11月30日 13:20 / トピックス

ファミリーマートは11月30日、24時間フィットネス事業へ参入すると発表した。

<1号店のイメージ>
1号店のイメージ

新たにフィットネスブランド「Fit&GO」を立ち上げ、2018年2月中旬を目途に、東京都大田区に1号店を出店する。

出店地域は都市部に限らず、今後、5年を目途に300店を展開する計画だ。

高まる健康志向への対応し、加盟店に新たな事業展開の場を提供する施策で、新たなビジネスモデルを構築する。

<ブランドコンセプト>
ブランドコンセプト

フィットネスは入会金なしで、月額利用料金は税別7900円で、使い放題となる。

10時~22時までは、フィットネス専任スタッフが1人でも運営できる体制とし、22時以降から翌10時までは無人で運営する。

よりスムーズな運営を行うため、コンビニとフィットネスの運営スタッフは分け、お客にサービスを提供する。

フィットネス設備や店舗の改装などで、1店舗あたりの投資額は数千万円を見込んでいる。

健康志向の高まりに加え、ライフスタイルの多様化により、好きな時間に気軽に利用できる24時間フィットネスの市場は拡大している。

24時間フィットネスの利用者は20代から40代の男女が中心で、コンビニの利用客と一致しており、親和性の高い業態と考えている。

ファミリーマート店舗ではサプリメントなどの健康食品やタオルやボディーソープなどの日用品などを販売するほか、フィットネスジムや健康、美といった親和性の高い商品の品そろえも強化する。

より気軽に幅広い年代の人が利用できるフィットネス事業を構築するため、他社との提携ではなく自社でフィットネスブランドを立ち上げたという。

ファミリーマートが事業主体となることで、加盟店がコンビニ事業とフィットネス事業を同時に経営でき、加盟店収益の向上を目指す。

会員は、専用のIC式バンドで好きな時間に利用できる。入館記録などをもとに、お客の安全管理を実施する。

スマートフォンアプリを活用することで、マシンの使い方動画や効率的なトレーニング方法などをサポートするメニューなどを提供。初めて体験する人にもわかりやすいトレーニング案内ツールを準備する。

パーソナルトレーナーによるサポートで、より運動を楽しく続けられる仕組みを構築。個々にあった運動の仕方を提案することにより、続けられるフィットネスをサポートする。

ランニングマシン、ウェイトスタックマシンなどのトレーニングマシンの設置に加え、トレーニングエリアを可視化し、さまざまなファンクショナルトレーニングも可能な、楽しく使いやすい空間づくりをする。

シャワールームなども設置することで、通勤時間や帰宅途中など短時間でも利用できる。

アロマやおしぼりの設置、エリア別のミュージックプレイリストを準備するなど、アクティブ&リラクゼーション体験を提供する。

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