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飛騨山菜加工/岐阜の漬物製造、自己破産で負債7億円

飛騨山菜加工は、2月16日で事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。

同社は、1957年6月創業、1975年9月に法人改組した、赤かぶを中心とする野菜漬物製造業者。

長らく旧:くらやとして、「くらやホームセンター」を、岐阜県高山市と石川県金沢市、富山県富山市にそれぞれ店舗展開したのに加え、一部店舗を利用し、テナント事業も行っていた。

ピーク時の2002年5月期には年売上高約21億5000万円を計上していたが、全国規模の同業との競合もあり、高山店以外の店舗閉鎖を余儀なくされ、2014年1月にはホームセンター事業自体からも撤退。

ホームセンター内で行っていたペットショップ事業とテナント事業のみに集中する形となっていたため、2014年2月期には年売上高約3億6500万円(2012年に決算期変更)にまで減少していた。

また、グループ筆頭で主にドライブイン事業と赤かぶ製造を手がけていた旧:飛騨山菜加工においても、最盛期の2003年2月期には年売上高約11億7700万円を計上していた。

しかし、、観光形態の多様化や東日本大震災の影響もあって、2012年2月期には年売上高約4億8200万円まで落ち込み、赤かぶ製造の際の設備投資や原料負担などで収益確保に苦戦を強いられていた。

そのため、2015年3月に旧:飛騨山菜加工を吸収合併し、くらやから飛騨山菜加工に商号変更した経緯がある。統合してからは、債務圧縮のために本店不動産の売却やドライブイン事業の譲渡など債務圧縮に努めていた。

しかし、厳しい経営状況が改善することはなく、これまでの設備投資負担や赤字決算の補填もあって、有利子負債が削減できず、苦しい資金繰りが続いていたため、2月16日に事業継続を断念した。

負債は約7億円と見込まれる。

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