カルチャープレス/京都の書籍小売、自己破産で負債1億3500万円
2018年03月06日 09:00 / トピックス
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カルチャープレスは、2月5日に京都地裁舞鶴支部へ自己破産を申請し、同月8日に同支部より破産手続き開始決定を受けた。
同社は、1986年6月に設立された書籍小売業者。
舞鶴市内において比較的交通量の多い西舞鶴地区の白鳥街道沿いに店舗を構え、食品小売店、婦人服小売店、飲食店が同一敷地内にあって立地条件に恵まれていたことや、大手レンタル業者のフランチャイズに加盟してCD・DVDのレンタルも手がけることで、2001年5月期には年売上高約4億4000万円を計上していた。
しかし、近年は活字離れによる書籍の売上減少やコンビニエンスストアへの顧客流出のほか、市内の同業者との競合激化などで来客数が減り、2017年5月期の年売上高は、約1億6000万円にまで減少。
赤字が続き、財務内容が悪化するなど厳しい資金繰りを強いられていた。このため、役員報酬や人件費、販売管理費の削減など経営改善に努めたものの、業況に回復が見られず、事業継続が困難となり、今回の措置となった。
負債は約1億3500万円。
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