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手作り弁当/昼食代年間9万円も節約、4割が冷凍食品を週4~5回活用

2018年04月04日 16:00 / トピックス

ニチレイフーズは、4月10日の「お弁当始めの日」に合わせ、「お弁当事情に関する調査」を行った。

<お弁当の費用は全国平均は231.5円>
お弁当の費用は全国平均は231.5円

同社の調査によると、お弁当の食卓出現頻度や冷凍食品のお弁当カテゴリーの売上が、一年を通じて最も高いのが4月10日前後であることから、4月10日を「お弁当始めの日」として2017年に制定。

この時期は、「新生活」、「新学期」がスタートすることから、お弁当をイメージすることが多い季節。さらに「弁当」の「弁」が数字の「4」に似ていること、「当(とう)」=「10」の語呂合わせにも由来している。

お弁当を作っている人に、一食あたりにかける費用を聞いてみると、全国平均は231.5円という結果になった。

男性会社員の昼食代(お弁当の場合をのぞく)は平均590円(新生銀行「2017年サラリーマンのお小遣い調査」より)。平日毎日お弁当持参の場合と、買って食べる場合を比較すると、年間9万3210円の差となっている。

<最もやりくり上手なのは192.5円の「三重県」>
最もやりくり上手なのは192.5円の「三重県」

都道府県別で比較すると、最もやりくり上手なのは192.5円の「三重県」。続いて第2位「福島県(199.6円)」、第3位「長野県(202.8円)」。

逆に、平均金額を上回っている順では、第47位「東京都(257.5円)」、第46位「岩手県(256.9円)」、第45位「神奈川県(256.7円)」だった。

自分用・配偶者用・子ども用のお弁当に入れる「おかずの品数」を調査したところ、平均数は約4.6品という結果となった。

都道府県別に比較してみると、おかずの品数第1位は、「山口県(5.6品、昨年は8位)」。第2位は「長野県(5.5品、昨年は12位)」、第3位は同率の5.2品で「青森県(昨年は16位)」「鳥取県(昨年は11位)」だった。

<冷凍食品を活用>
冷凍食品を活用

「ほぼ毎日お弁当を作る」人に、冷凍食品をどの程度活用しているか聞いてみると、4割以上が「週4~5回以上」(42.9%)と回答。

「週に1回以上お弁当に入れる」人が最も多い、特に人気のメインおかずは「鶏のから揚げ(54.3%)」だった。次いで「コロッケ(50.9%)」、「ハンバーグ(43.6%)」という結果になった。

一方で、「冷凍食品は-18℃以下で保存することにより、保存料を使用しなくてもよい食品であること」を知っているか回答者全体に聞いてみると、約半数(48.7%)が「知らなかった」と回答した。

■調査概要
調査期間:2018年2月16日~2月21日
調査対象:全国の20~60代の男女、約3万3000名
調査方法:インターネットによるアンケート調査

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