サントリー/九州熊本工場、ザ・プレミアム・モルツ缶を出荷再開
2017年01月31日 17:38 / 経営
サントリービールは1月31日、2016年熊本地震により被災したサントリー九州熊本工場で「ザ・プレミアム・モルツ」缶の出荷を再開した。
昨年11月8日に「ザ・プレミアム・モルツ」の仕込を再開し、12月13日に樽生の出荷を再開し、缶の出荷を再開した。
今後は「金麦」「オールフリー」ブランドなどの仕込・出荷も順次再開していく。
同工場の復旧を通して熊本県をはじめ九州エリアの皆様と一緒に九州を盛り上げていきたいという想いから、同工場内で限定醸造していた樽生「火の国ビール 阿蘇」の中味をリニューアルし、350ml缶(非売品)を4月上旬から九州エリアのイベント会場などで約10万本無償配布する。
さらに、九州エリアで「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」「オールフリー」のくまもと応援缶を4月25日から数量限定新発売する。
売上1本につき、「ザ・プレミアム・モルツ」は10円、「金麦」「オールフリー」は5円を、熊本県の象徴である「熊本城」の復興のために、サントリービールより寄付する。
清涼飲料缶商品は4月に、清涼飲料ペットボトル商品については5月に製造開始を目指す。
同工場の完全復旧に向けて、今後もサントリーグループ全社を挙げて取り組んでいくとともに、「ずっと、あなたと、熊本と。」をメッセージとして、熊本地震復興支援活動「サントリー水の国くまもと応援プロジェクト」も実施する。
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