トーハン/くまざわ書店に複合POSを改造したセルフレジ導入
2017年11月24日 14:40 / IT・システム
トーハンは、くまざわ書店にトーハン複合POSを改造したセルフレジを導入した、と発表した。
同レジは、10月12日、西武池袋線池袋駅の地下改札近くにある「くまざわ書店西武池袋店」に設置され、くまざわ書店としては初のセルフレジとして稼動開始した。
決済方法は交通系電子マネーのみで、4つの操作で会計が完了するシンプルな設計。本体の商品スキャナ部分は、書籍の2段バーコードをあらゆる角度から正確に読取れるCCDイメージスキャナ方式を採用した。
会計方法は、(1)開始ボタンを押す、(2)商品をスキャンし、支払いボタンを押す、(3)リーダーに交通系電子マネーカード、またはスマートフォンをタッチする(4)レシートが発行される、仕組み。
稼働後1か月経過して見える傾向としては「コミック、雑誌、文庫での利用が多い」「人気コミックスの発売日には利用が非常に増える」「平日の夕方以降が特に多い」ということで、レジ混雑の緩和に繋がった。
実際の利用者からは「操作がシンプルで、スムーズに会計ができた」「画面の案内やスキャナの操作が分かりやすく、使い勝手がよかった」「簡単に使えることがわかったので、これからも利用したい」などの声が聞かれている。
今後くまざわ書店では、駅ナカ繁忙店を中心に導入拡大を検討していく予定。
トーハンが開発した複合POSは、パッケージソフトでありながら、カスタマイズができ、書籍(ISBN・雑誌コード)に加え、同社扱いのセルCD 、文具と書店が独自に管理しているJAN商品についても一元管理が可能となっている。
■問い合わせ先
営業統括推進部 後藤、西澤
TEL:03-3266-9736
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