カジュアル衣料/3月の既存店売上はユニクロ13%、UA10%
2018年04月19日 11:30 / 月次
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カジュアル衣料5社の3月度の営業概況によると、既存店売上高は、ユニクロ(ファーストリテイリング)13.0%増、ユナイテッドアローズ10.3%増、ライトオン4.3%増、マックハウス0.0%、ジーンズメイト40.2%増となった。
■ファーストリテイリング(2017年8月期:売上高1兆8619億円)
既存店売上13.0%増、客数7.7%増、客単価4.9%増。
直営店(ダイレクト販売除く)売上高12.6%増、客数8.0%増、客単価4.2%増。
直営店売上高14.1%増、客数8.8%増、客単価4.8%増。
出店4、退店2店舗。直営店788店。
3月は、気温が高い日が多かったことから、春夏商品やジーンズの販売が好調で、既存店売上高は増収となった。
■ユナイテッドアローズ(2017年3月期:売上高1455億円)
小売既存店売上10.3%増、ネット通販既存店売上15.9%増、小売既存店客数9.2%増、小売既存店客単価1.0%増。
小売全店売上9.7%増、ネット通販全店売上7.3%増、小売全店客数7.8%増、小売全店客単価1.8%増。
3月は前年同月に比較し気温が高く、春物衣料を中心に好調に推移した。メンズではスプリングコート、スーツ、シャツ、カット、パンツなど、ウイメンズではスプリングコート、ブラウス、スカート、ワンピース、バッグなどの動きが目立った。
■ライトオン(20日締、2017年8月期:売上高800億円)
既存店売上4.3%減、客数16.4%減、客単価14.4%増。
全社売上1.2%減、客数13.5%減、客単価14.3%増。
出店1店、退店2、3月度末店舗504店。
3月度は、前月に引き続きメンズ・ウィメンズともにスウェットや、一重のアウターなどの春物商品の販売が堅調に推移した。
月度後半においては、気温の上昇とともにメンズでは長袖Tシャツ、ウィメンズではブラウスが売上
を伸ばしたものの、前年に比べ休日が1日少ないこともあり、減収だった。
■マックハウス(2018年2月期:売上高308億円)
既存店売上0.0%、客数5.1%増、客単価4.8%減。
全店売上2.4%減、客数3.5%増、客単価5.7%減。
新店0、退店2で合計408店舗。
3月は下旬から気温が上がり、春物商品の販売が堅調に推移し、カットソー、シャツの売上が伸長した。
また、販売施策も奏功してキッズ全般が好調に推移したほか、インナーレッグウェア、ホームウェアが堅調に推移した。
■ジーンズメイト(20日締、2017年2月期91億円)
既存店売上40.2%増、客数11.8%増、客単価25.4%増。
全店売上20.3%増、客数1.2%増、客単価18.9%増。
出店3、退店6で3月度末店舗数81店。
MD強化に取り組んでいるウイメンズ部門がトップスを中心に好調に推移し、全体を牽引した。
3月後半の気温上昇に伴い、Tシャツやショートパンツなどの夏物商品の売上も伸びた。
既存店では、売上高・客数・客単価の3指標全てが、直近の4か月連続及び今期累計において、前年実績を上回っている。
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