店舗運営支援「Shopらん」/「写真投稿機能」追加、SNS感覚で報告業務
2019年01月24日 15:00 / IT・システム
ドリーム・アーツは1月23日、流通・小売業の多店舗チェーン運営を支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」の最新バージョンを発表した。
今回、忙しい売場における報告業務を大幅に簡略化する写真投稿機能「フォトストック機能」を追加した。
店舗では日々、さまざまな報告業務が発生する。近年は店舗スタッフの多様化(国籍や年齢層など)も進んでおり、忙しい業務時間のなかで、文字ベースの報告は書く人にも読む人にも負担がかかる。
写真報告を実施しているチェーンストアにおいても報告業務が複雑化してしまっているケースは珍しくない。
こうした課題を解決するため、今回のバージョンアップでは「フォトストック機能」を追加した。
新機能により、店舗からSNSのように簡単かつスピーディに売場報告ができるようになるという。
フォトストック機能は、報告手順が直感的かつシンプルでわかりやすく、SNSのような感覚で利用できるため、だれでも迷わず報告ができる。
文字では伝わりづらい情報もより的確に伝えられるため、言語スキルの差による混乱や理解不足を解消する。
簡単かつスピーディな報告業務で、さまざまなスタッフが働く環境でも効率的に魅力的な売場づくりができる。
フォトストック機能では、「売場写真」や「什器修繕依頼」といった写真のテーマごとに選択するハッシュタグを指定できるため、店舗スタッフは写真に該当するハッシュタグをつけて投稿するだけで報告が完了する。
投稿された写真は店舗や売場、ハッシュタグで絞り込みができる。たとえば、ハッシュタグ「#AM10:00」「#都心エリア」「#グロサリー」を選ぶことで、特定の店舗の売場を定点観測できるため、売上アップにつながる品ぞろえや陳列のヒントを得られる。
「Shopらん」に投稿されたすべての写真がフォトストック機能に集まるため、より多角的な視点による売場の状態確認のほかにも、将来的にはAIの画像分析を使った魅力的な売場づくりが実現できるようになるという。
「Shopらん」はサービス開始から10年が経過した。今回、近年の利用デバイスの変化や利用者の多様化にあわせ、インターフェースを大幅に刷新。シンプルで操作しやすいインターフェースで、より使いやすく進化
サイドメニューやヘッダーの項目に、わかりやすいアイコンを使用。タブレット上でも操作しやすいようにボタンサイズを変更し、小さい画面でも見やすいよう一覧表示を改善した。
月額サービス利用料はオープン価格で、店舗数(フランチャイズ法人含む)によって異なる。
「Shopらん」は、流通・小売業の本部・店舗間コミュニケーションに特化したクラウドサービス。
情報ポータル、お知らせ、商売カレンダー等の機能により、本部と店舗の間で発生する対話と情報の洪水を整理し時間の使い方を変化させることで、サービスレベル向上に貢献する。
導入先からの要望は、頻繁なバージョンアップでサービスに反映し、「魅力・収益力・競争力のある店舗網づくり」のために最新のベストプラクティス(最良の手本)を提供する。
すかいらーくやRIZAPなど幅広い業種・規模で採用され、導入店舗数約3万5000店、利用人数約53万人(海外含む)と数多くの企業が利用しているという。
■問い合わせ
ドリーム・アーツ
TEL:03-5475-2502
■ショップらん
https://shoprun.jp/
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