経産省/マスクの輸入再開、消毒用アルコール1.7倍増産
2020年02月28日 17:00 / 行政
経済産業省と厚生労働省は2月27日、マスクや消毒液の状況を発表した。同日23時時点で、国内メーカーは、24時間体制で、通常の3倍の増産を継続している。
28日11時30分に情報を更新し、週1億枚の供給に加えて、「マスク製造設備導入支援補助金」を活用して、3月第2週目までにマスクの生産設備の導入等を行う事業者について、第1弾として、3件を採択したと発表した。
興和、XINS、ハタ工の3社が製造設備を導入する。中でも興和は、補助事業を活用して最先端のマスク製造ラインを新設予定であり、3月第2週には、生産・供給を開始することを目指している。
週1億枚の供給に加え、製造ラインの新設・増強を促進するため、完成品メーカーや原材料メーカーから、「マスク生産設備導入補助事業」への申請を受け付けている。
先週から、数社で、中国等から1000万枚レベルで輸入を再開した。4月1日以降、さらに、週に2000万枚レベルの輸入増を目指している。
さらに、東証一部上場のアパレル縫製企業がミャンマーの工場において、ガーゼマスクの生産を開始した。
来週にはガーゼマスク4来週にはガーゼマスク4000枚の輸入を開始する。3月9日の週には10万枚、3月中には、100万枚の輸入を目指す。その後は需要に合わせて、400万枚まで拡大する。需要があれば、生産のキャパは、月に1億枚分あるという。
手指消毒用アルコールは、国内主要メーカーは、各社増産に取り組み、全体として2月は先月比約1.5倍(昨年月平均比1.7倍)の増産予定で、今後も増産を行う予定。
施設の所有者やイベント主催者等が訪問者や職員等に使用させるため、消毒用エタノールを大きな容器で購入し、小分けに詰め替えることは差し支えない。
なお、その際、詰め替え容器の清浄度等には十分、留意するほか、詰め替えた後の製品の配布等は行わないようお願いしている。
■マスクや消毒液の状況
https://www.meti.go.jp/covid-19/mask.html
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