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クリエイトSD/6~2月「新型ウイルス」増税前駆け込み需要で増収増益

2020年04月06日 10:00 / 決算

クリエイトSDホールディングスが4月6日に発表した2020年5月期第3四半期決算によると、売上高2327億800万円(前年同期比10.3%増)、営業利益121億1300万円(16.9%増)、経常利益123億8700万円(16.6%増)、親会社に帰属する当期利益83億8600万円(16.2%増)となった。

売上高は、前期からの新規出店による出店数増加、消費税増税前の駆け込み需要に対する施策、自社電子マネー機能付きポイントカード「おさいふHippo」の導入・利用推進施策が奏功。新型コロナウイルス流行に伴う一部商品の需要増加により、前期及び計画を上回る結果となった。

利益面も、人件費単価の上昇、キャッシュレス推進に伴う経費増加要因があったが、増収効果により前期及び計画を上回っている。

ドラッグストアの新規出店は、ビューティ強化型のCremo(クレモ)を含め22店舗の新規出店を行った。一方で、契約期間満了により1店舗、経営効率化の観点から1店舗閉鎖している。

調剤薬局は、地域医療に貢献するため、健康サポート機能を有する「かかりつけ薬局」を目指し、薬剤師の育成に注力するとともに既存薬局のボトムアップを図っている。

また、地域での医療連携体制の構築に向けた出店を推進した。それに伴い処方箋応需枚数も順調に増加し、引き続き増収となった。

調剤薬局の新規出店は、調剤専門薬局を1店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局を11店舗開局した。

通期は、売上高3076億円(前期比7.4%増)、営業利益149億7000万円(5.1%増)、経常利益153億円(4.6%増)、親会社に帰属する当期利益102億7000万円(5.7%増)を見込んでいる。

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