ファーストリテイリング/9~2月減収減益「新型ウイルス」で中国低調
2020年04月09日 17:10 / 決算
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ファーストリテイリングが4月9日に発表した2020年8月期第2四半期決算によると、売上収益1兆2085億1200万円(前年同期比4.7%減)、営業利益1367億3600万円(20.9%減)、税引前利益1508億5900万円(13.4%減)、親会社に帰属する当期利益1004億5900万円(11.9%減)となった。
新型コロナウイルス感染症の影響などにより韓国、グレーターチャイナが大幅な減収減益で、全体の業績も低調だった。
国内ユニクロ事業の売上収益は4635億円(5.7%減)、営業利益は716億円(5.7%増)。暖冬の影響で、冬物コア商品の販売に苦戦したことから、既存店売上高(Eコマースを含む)は4.6%減、Eコマース売上高は525億円(8.3%増)だった。
海外ユニクロ事業の売上収益は5412億円(6.7%減)、営業利益は532億円(39.8%減)と、大幅な減収減益。これは主に、新型コロナウイルス感染症の影響などにより韓国、グレーターチャイナが大幅な減収減益となった影響を受けた。
ジーユー事業売上収益は1322億円(12.9%増)、営業利益は158億円(12.0%増)と、大幅な増収増益。マストレンドを捉えたニットカーディガンや、ニットセットアップに加え、暖冬に対応した薄手のアウターがヒットしたことにより、既存店売上高は増収となった。
利益面では、引き続き素材の集約や早期発注を行ったことで原価率が低下したことにより、売上総利益率は0.4ポイント改善し、営業利益は大幅な増益を達成している。
通期は、売上収益2兆900億円(前期比8.8%減)、営業利益1450億円(43.7%減)、税引前利益1450億円(42.6%減)、親会社に帰属する当期利益1000億円(38.5%減)を見込んでいる。
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