エースコーポレーション/婦人靴製造、新型コロナウイルスで破産
2020年04月23日 10:20 / 経営
東京商工リサーチによると、婦人靴製造のエースコーポレーションは4月14日までに事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は約7億6000億円。
老舗の婦人靴製造販売会社。自社ブランド「PRIFIX」を展開し、百貨店などに出店したほか、OEM生産も手がけ、1991年12月期は売上高約22億3400万円をあげていた。しかし、販売競争が激化し、百貨店向けも厳しさを増し、2018年12月期は売上高約6億円まで落ち込んだ。
さらに新型コロナウイルスの感染拡大から百貨店向けの販売が急激に落ち込み、加えて店舗営業の自粛や靴の修理などの受付を中止するなど影響が重く、事業継続を断念した。
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