セブンイレブン/食品ロス削減プロジェクト「ポイント付与」全国拡大
2020年04月24日 11:00 / 経営
セブン‐イレブン・ジャパンは4月24日、「食品ロス」の削減を目的として、販売期限が近付いたおにぎりや弁当などを購入するとnanacoボーナスポイントを付与する「エシカルプロジェクト」を5月11日から、全国に拡大すると発表した。
これまで2019年10月に施行された「食品ロス削減推進法」に基づき、顧客・取引先とともにエシカルな社会づくりの推進を目指し、エリアテストを通じて成果を確認しながら、「食品ロス」削減に向け取り組んできた。
同プロジェクトは、対象商品の販売期限5時間前から店舗でシールを添付し、顧客がnanacoカードで購入した際、セブン‐イレブン店頭価格(税抜)に対し5%分のnanacoボーナスポイントが付与される仕組み。
対象商品は、米飯、調理パン、麺類、惣菜、スイーツ、パンなどとなっている。
同プロジェクトは、2018年12月から2019年7月までのべ40店の直営店で、エシカルプロジェクトの実験を実施。対象商品、ボーナスポイントの付与率、ボーナスポイントを付与する対象時間などの検証を行っていた。実験を検証した結果、対象商品は10%程度、廃棄ロスを削減できる効果があったという。
2019年10月30日から12月31日、テストエリアを四国と北海道に拡大。全国拡大に向け、検証を行っていた。
■エシカルプロジェクト
実施期間:2020年5月11日から開始
対象店舗:全国のセブン‐イレブン店舗2万929店(2020年3月末現在)
対象時間:販売期限の5時間前から(チルド弁当等の一部商品は販売期限の9時間前から)
※店舗により実施状況が異なる場合あり
付与ポイント:対象商品をnanacoで購入すると、セブン‐イレブン店頭価格(税抜)の5%分のnanacoボーナスポイントを付与(ボーナスポイントは即時付与)
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