ドラッグストア/7月「熱冷却用品」売上89.7%増「解熱鎮痛薬」30.7%増
2021年08月27日 10:10 / 月次
True Dataは8月27日、同社の統計データをもとに、食品スーパーマーケット、ドラッグストアにおける2021年7月の消費動向を発表した。
食品スーパーマーケット1店舗あたりの購買金額は、前年同月と比べ1.4%減少、ドラッグストアは2.4%減少した。
食品スーパーマーケットでは、「氷」の売り上げが前年同月と比べ3割以上伸長。その他、ビール、ジュースなど飲み物関連の売り上げも好調だった。
ドラッグストアでは、「熱冷却用品・用具」の売り上げが89.7%増、「解熱鎮痛薬」は30.7%増となっている。
■食品スーパーで「氷」の売り上げ3割増
食品スーパーマーケットの客数をあらわす1店舗あたりのレシート枚数は、前年同月比0.1%減少した。
1レシートあたりの購買金額は前年同月と比べて1.3%減少したが、2019年7月比では10.5%増加しており、コロナ前と比べると1回の来店でまとめ買いをする傾向が続いているという。
商品のカテゴリ別金額伸び率ランキングでは、1位の「畜産珍味」(カルパス、ビーフジャーキーなど)は60.0%増となっている。「氷」の売り上げが33.5%増、ドリンク類も好調で、5カテゴリ(スポーツドリンク、ビール、炭酸フレーバー、果汁飲料、コーラ)がランクインしている。
■「解熱鎮痛薬」の売り上げは30.7%増
ドラッグストアの客数をあらわす1店舗あたりのレシート枚数は、前年同月に比べて5.0%減少した。一方、1レシートあたりの購買金額は2.7%増加しており、1回の買い物でまとめて購入する傾向は継続している。
カテゴリ別の売り上げをみると、「熱冷却用品・用具」は89.7%増、「解熱鎮痛薬」が30.7%増、「スポーツドリンク」が44.2%増だった。同社は「ワクチン接種が進んでいる影響」としている。
日照不足に加え、平均気温が低かった前年7月に売り上げを落とした「UVケア・サンタン」が70.1%増、「制汗防臭剤」が22.4%増と売り上げを伸ばした。
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