ショッピングセンター/10月既存SC売上1.4%減、2019年比3.9%減
2021年11月25日 10:50 / 月次
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- 日本ショッピングセンター協会
日本ショッピングセンター協会が11月25日に発表した10月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比1.4%減、2019年比では3.9%減となった。
1日に緊急事態宣言等が解除された後は、徐々に来館者が増え前月から7.6ポイント改善したものの、GoToキャンペーンなど消費喚起策が実施されていた前年を下回った。
テナントは1.8%減と前年から微減となった。前月と比べ、外出意欲の高まり、販促活動の再開、アルコール提供再開、買い控えの反動といった、いわゆるリベンジ消費の傾向が見られ前月から8.7ポイント増と大きく改善したものの、全国的に月前半の気温が高く秋冬物の衣料品販売が伸び悩んだことや、サービス業種ではシネマが昨年の「鬼滅の刃」大ヒットの反動を受けたことなどが影響したという。
一方、キーテナントは高額品の販売が好調だった百貨店がけん引し、0.5%増と前年をわずかに上回った。
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