バロー/「碧南城山店」で太陽光発電活用の再エネ100%EV充電サービス開始
2022年09月20日 11:00 / 経営
バローホールディングスは9月20日、アイ・グリッド・ソリューションズ(以下「アイ・グリッド」)とプラゴの3社連携で、愛知県碧南市の「バロー碧南城山店」に設置済の太陽光発電を活用した再エネ100%のEV充電サービスを来店客向けに開始した。
<碧南城山店でのEV充電サービスイメージ>
バローでは、2030年度までに 2020年度比40%のCo2排出量削減を「サステナビリティ・ビジョン 2030」として掲げ、持続可能な社会の実現を目指しており、そのアクションの一環としてアイ・グリッドと施設への自家消費型太陽光発電所の導入を推進している。
一方のアイ・グリッドでは、流通小売や物流企業を中心に、施設屋根上に企業専用の太陽光発電所を導入するサービスを国内最大級の規模(累計契約110社1000施設/発電容量23万kW突破)で手がけており、導入企業とともに脱炭素社会への移行を推進してきた。
一般消費者との接点が多い流通小売企業への導入を拡大する中、店舗だけでなく来店客への再エネ利用率を高めることで、地域のEV普及/脱炭素化促進が可能になると考えて、流通小売向けの新たなGX(グリーントランスフォーメーション)ソリューションとして、プラゴのEV充電器とアプリ決済を連動させたサービスを採用。実店舗での導入を開始した。
EV充電器の給電には、アイ・グリッドがスーパーマーケットバロー碧南城山店の店舗屋根に導入した太陽光発電により生み出す再生可能エネルギーを活用。グリーンエネルギーの地域循環を実現させる。
今回、EV充電サービスの導入にあたり、EV充電には専用のスマホアプリを活用して来店客の利用動向を把握する。曜日や時間帯に応じてクーポンを発行することや、電力需給のひっ迫状況に応じて充電料金を変動させるプランなども検討し、来店客向けの付加価値向上を目指す。
<My PLUGO利用イメージ>
スーパーマーケットバロー碧南城山店にはプラゴの普通充電器「PLUGO BAR(プラゴ バー)」2基を設置。専用アプリ「My PLUGO(マイプラゴ)」上で、充電器が設置されている車室の満車/空車情報の確認から利用料金のクレジットカード決済まで、EV充電にかかる一連の手続きをシームレスに行える。
■アイ・グリッド・ソリューションズ
https://www.igrid.co.jp/
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