東京駅/日本ワインを保管「アニバーサリーワイン」事業開始
2022年11月25日 12:10 / 商品
JR東日本は11月25日、日本ワインを通じた地域活性化を目指し、日本ワインを貯蔵できる「アニバーサリーワイン」事業を開始すると発表した。グループは、グループ経営ビジョン「変革2027」において、「地方を豊かに」を掲げており、その一環として実施する。
12月12日に事業を開始する予定で、国指定重要文化財である東京駅丸の内駅舎の中に位置する「東京ステーションホテル」内に新設する「アニバーサリーワイン」専用セラー「THE CELLAR」内でワインを保管する。現時点では、保管できるワインは、アニバーサリーワインで販売するワインのみとなる。専用セラーの内装には東京駅高架橋で使用していたレンガを再利用したアートワークを採用した。また、セラー内は温度・湿度を徹底的に管理し、ワインの熟成に最適な環境とともにセキュリティーも強化しており、安全にワインを保管する。
2018年に「日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワイン」として定義された日本ワインは、年々注目度が増している。また、日本ワインの生産量は山梨県、長野県が上位となっており、東日本エリアには、多くのぶどう生産者やワイナリーが存在している。そこで、日本ワインを通じて地域活性化を目指し、ワインの愉しさの1つである「時間の経過によって味わいが変わること」を感じてもらうため、日本ワインが貯蔵できるアニバーサリーワイン事業を開始したという。
第一弾の商品は「熟成」に着目し、マンズワインと共同で独自のブレンド比率を検討したアニバーサリーワイン事業限定商品「Souvenir」を販売する。「Souvenir」のコンセプトは、数年経過することでさらに味わいが深まるワイン。商品は、マンズワイン小諸ワイナリー醸造責任者の西畑氏と東京ステーションホテルシェフソムリエの鈴木氏が一緒に検討を重ねて、開発した。価格は、1年目の保管料を含み税込2万2000円。2年目以降の保管料は年間2000円となる。
ワインの購入は東京ステーションホテル内の「レストラン ブラン ルージュ」となり、ワインは購入後、3カ月を経過したら東京ステーションホテル内で利用できる。
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