ウエルシアHD/3~11月増収増益、医薬品・化粧品ともに好調
2023年01月10日 14:30 / 決算
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ウエルシアホールディングスが1月10日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、売上高8459億8600万円(前年同期比11.8%増)、営業利益314億6800万円(5.5%増)、経常利益365億6800万円(11.0%増)、親会社に帰属する当期利益211億3600万円(4.6%増)となった。
物販部門は、コロナ下での感染対策として、医薬品部門の関連商品が好調に推移した。外出機会の増加を背景に、化粧品部門も伸びたという。
調剤部門においては、薬価改定の影響があったものの、調剤併設数の増加(11月末現在1982店舗)、加えてコロナ下においても受診抑制の影響を大きく受けることがなかったため、処方箋受付枚数が増加した。
また、社子会社のウエルシア薬局を存続会社として、2022年6月1日付で、子会社の金光薬品を吸収合併し事業の効率化を進めた。同日付で、大阪府を地盤とし、北海道・関東・関西・九州に店舗展開するコクミン(162店舗)およびフレンチ(3店舗)を株式取得により子会社化。グループ全体で112店舗の出店と29店舗の閉店を実施し、11月末のグループの店舗数は2716店舗となっている。
通期は、売上高1兆1100億円(8.2%増)、営業利益470億円(9.3%増)、経常利益516億円(8.4%増)、親会社に帰属する当期利益284億円(7.4%増)を見込んでいる。
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