マツキヨココカラ 決算/4~6月売上高4.6%増、医薬品・化粧品好調
2024年08月15日 11:50 / 決算
マツキヨココカラ&カンパニーが8月13日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高2597億4900万円(前年同期比4.6%増)、営業利益172億7900万円(1.0%減)、経常利益183億4500万円(1.6%減)、親会社に帰属する当期利益116億7300万円(2.7%減)となった。
マツモトキヨシグループの国内店舗数は1921店舗(うち調剤薬局数441店舗、健康サポート薬局数36店舗)となり、薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗数は237店舗まで拡大。海外店舗展開として、グアムに新規出店し、海外店舗数は、タイ王国で28店舗、台湾で23店舗、ベトナム社会主義共和国で8店舗、香港で10店舗、グアムで1店舗の計70店舗となった。
マスクや検査キットなど、新型コロナウイルス関連商品の反動減はあったものの、都市部や繁華街、商業施設内等の人流の拡大や訪日外国人観光客の増加により、医薬品及び化粧品を中心として売上が好調に推移している。
ココカラファイングループの国内店舗数は1563店舗(うち調剤薬局数537店舗、健康サポート薬局数101店舗)となった。
新型コロナウイルス関連商品の反動減はあったものの、ロイヤルカスタマーの醸成に向けた効率的かつ効果的な販促策の実施により、医薬品及び化粧品の売上が好調に推移している。
PB商品については、グループ初のメンズスキンケア・ヘアケアプライベートブランドとなる「KNOWLEDGE(ナレッジ)」の販売を開始。既存PBでは、「nake(ネイク)」から新商品の展開を開始するなど、順次進めている。
また、グループの顧客接点を活用し、店舗とアプリ・オンラインストアを融合する施策の推進を通して、顧客の利便性向上を図っている。なお、経営統合によるシナジー実現に向けた取組みについても、引き続き計画通り順調に進捗しているという。
2024年6月末現在におけるグループの顧客接点数は、1億5039万となり、国内店舗数は3484店舗(うち調剤薬局数978店舗、健康サポート薬局数137店舗)となった。
通期は、売上高1兆500億円(2.7%増)、営業利益775億円(2.4%増)、経常利益815億円(1.2%増)、親会社に帰属する当期利益525億円(0.3%増)を見込んでいる。
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