イオンモール/自律走行ロボットを活用した館内配送サービスの実証実験
2023年06月20日 15:49 / IT・システム
イオンモールとエリアカザンは6月20日、「イオンモール白山」(石川県白山市)で、自律走行ロボットを活用した館内配送サービスの実証実験を開始した。
<配送イメージ>
同サービスは、専門店における人手不足が深刻化する中、省人化による従業員の生産性向上を目的に、店舗運営に必要な小型資材を載せた自律走行ロボットがエレベーターやスイングドアと連携して、館内全フロアの隅々まで自動で物品を配送するサービス。Octa Roboticsが開発・提供する「LCIサービス」を活用することで、ロボットと建物設備間を連携し、ロボット単体での移動を可能にした。人の代わりにロボットが荷物を配送することで、従業員は接客などの業務に注力でき、業務効率の改善や、従業員満足度(ES)の向上を実現する。
<配送の流れ>
配送の流れとしては、まず専門店からの依頼を受けた後、事務所でロボットに荷物を入れてから自律走行を開始。事務所を出発したロボットは、エレベーターを経由して専門店まで移動する。荷物の配送を終えて、事務所に戻ってきたロボットは、自動充電を行う。
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