吉野家/3~8月、人流増加によって売上高12.0%増
2023年10月12日 10:55 / 決算
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吉野家ホールディングスが10月11日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、売上高916億5400万円(前年同期比12.0%増)、営業利益39億8600万円(275.2%増)、経常利益43億4700万円(8.7%減)、親会社に帰属する当期利益28億7900万円(38.7%減)となった。
<吉野家>
国内事業の売上高は、新型コロナウイルス感染症の規制緩和に伴う人流の増加によって前年同期を大幅に上回った。各事業が「客数増加」に向けた販売施策を展開し、感染症の5類への移行による社会経済活動の正常化、それに伴う人流増加を背景とした外部環境の変化による追い風も受けたという。
前年同期に感染症第7波の影響を受けた7月および8月の既存店売上高は、台風の影響を受けたが、来客数の回復によって前年同期を大きく上回っている。
海外事業の売上高は、中国およびアセアン地区の既存店売上高の回復によって前年同期を超えた。前年同期に上海のロックダウンの影響を受けた中国では、政府のゼロコロナ政策の転換による人流の増加によって、既存店売上高が段階的に回復した。
コストについては、政府による光熱費の負担軽減策の支援もあり、売上高上昇による変動経費の増加を適切に管理。一方で、秋以降の光熱費の上昇見込みや原材料費の継続的な上昇など依然として先行きは不透明な状況が続いており、食材ロスの低減や適正な経費コントロールに引き続き取り組んでいく。
通期は、売上高1810億円(7.7%増)、営業利益68億円(98.0%増)、経常利益71億円(18.8%減)、親会社に帰属する当期利益37億円(48.9%減)を見込んでいる。
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