NEC/「棚定点観測サービス」棚割自動判定機能を追加、東急ストア採用
2024年03月11日 11:08 / IT・システム
NECは3月11日、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売業向けに、商品棚に着目して小売店舗のDXを支援するクラウドサービス「棚定点観測サービス」に「棚割自動判定機能」を追加したと発表した。
「棚定点観測サービス」は、定点カメラの映像からAIが自動で商品棚の陳列状況を可視化し、商品の補充や前出しが必要な棚の情報を従業員に提供するもの。
2026年度末までに、4000契約を目指している。
今回、スマートフォンなどのスマートデバイスで商品棚を撮影すると自動で棚内の商品位置を特定できる「棚割自動判定機能」を新たに追加した。
これにより、「棚定点観測サービス」の導入時や陳列レイアウト変更時に、商品棚のどの位置にどの商品が陳列されているかの情報(棚割)を手動で登録する作業が不要となる。
新機能は「棚定点観測サービス」を導入済みの東急ストアに先行して採用され、有効性の検証が進められているという。
価格(税別)は初期費用7万4800円から(カメラ+アプリ設定費用)、月額利用料1台3980円から。
■「棚定点観測サービス」の問い合わせ先
https://jpn.nec.com/shelf-monitoring/index.html
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